本谷雪景色


右岸壁からつららがいっぱい垂れています。
早速つるはしで叩き折りながら行きます。
が、T尾さん「いかん、後の人に残しといたろ。」


20131223

21日はチョボラを送迎だけにしてもらい年賀状作り。なんとか半分はこなせましたが、S司のプリンターがインク切れ。写真の縁無しプリントが出来るのと印刷品位が高いので古いプリンタでって訳には行きません。Netでインクの発注を済ませ後はインク待ちです。
宛名は筆グルメがXPでしか動かないのでかみさんの古いノートを持ち出し、XPではS司のプリンタのドライバが入らないので古いプリンタで印刷です。もう面倒臭いなあ。筆グルメ、買っても1,800円です。「買っちゃおうかな。」と言いつつも一応今回の宛名書きは終わってしまったので次は来年。きっとまた忘れるんだろうなあ。
そして昨日はフル一日チョボラで潰れてしまい、やっと本日12/23にメタボ治療が出来るようになりました。
いつも早く着いてしまうので今日は10分目覚ましのセットを遅くしました。たとえ10分でも長く眠りたいって事です。
車に乗り込むとフロントガラスがバリバリに凍っています。暫く暖気してその間に荷物の準備です。
つるはしとアイゼンそれにスパッツも忘れずに。

6:55 a.m. 中道駐車場着。

奥の広い所で8の字ターン。かなり手荒なハンドルとアクセル捌きですが全然滑りません。スタッドレスのおかげというよりタイヤの跡がガタガタのまま凍りまるでヤスリの上でターンしているようなものです。これでは夏タイヤでも滑りません。

下界は晴れていたのにお山は曇り。気温が高く全然寒くありません。あまりモチベーションも上がりません。なんたって今日も眠いです。
それでも車内で靴を履きます。履き終えふと頭を上げると見覚えのある車がやって来ました。先週も停まっていたしご精の出る事で。なんでも今日で今年110回目だとか。さすがに119は無理だとか。S防署員にあるまじき失態?
T尾さんが仕度をしている間にスパッツでもと車内で着けかけると蜘蛛の子を散らしたように小さな黒いものが。蟻です。倉庫に置きっぱなしにしている間に蟻の巣と化していたようです。慌てて外に出て蟻を払います。幼虫か卵か白い粒々もあります。しかし参ったなあ。

7:15 a.m. でっぱつ。
T尾さんのリクエストで今日は本谷。これだけ積もっていれば岩にこびり付いたヘドロも見ないで済みます。滝の氷結はまだまだ先の事ですがそれなりに楽しめるでしょう。
昨日と思しき踏み跡と真新しい今日の踏み跡があります。新しい踏み跡は早々と谷の方へ降りていますが我々はもう暫く樹林帯の中を行きます。川原に出たところで先程の先行者のトレースを辿ります。あ〜、楽チン楽チン。
しかし気温が高くやけに蒸します。拭いても拭いても眼鏡が曇り半ば盲状態です。当然あっちへヨタヨタこっちへヨタヨタ。そこのけそこのけヨッパライが通る。

7:55 a.m. 不動滝着。

入れ替わり先行者2名がでっぱつです。まだ若い男の子です。若い子大好きっこのtanuoさん、つい頬の肉が緩みます。えへっ、えへっ。
最近若い人が増えましたがお年寄りが減ったように感じませんか?相対的にそう感じるだけでなく確かに年寄りが一時期に比べ減っているように思います。かく言う我々もそのジジババなのですが。
身体中から湯気がもうもうと立っています。朝から何も飲んでいないのにおしっこがでます。おしっこからも湯気がもうもうと上がります。こりゃまた壮観ですなあ。(下品なおっさんですみません。)

大岩下で先行者と入れ替わります。適度に雪が着き大岩も登り易いです。

8:10 a.m. 大岩着。

テルモスのお茶で一息入れます。あ〜、Hotします。あまり熱いと火傷するので夕べ入れたものです。猫舌tanuoさんにはちょうど飲み頃です。
一息入れている内にまた先行者と入れ替わります。
小滝連続帯では流れの中はよくフリクションが効くのですがその横は凍っていたり雪が着いていたり。微妙なバランスを楽しみながら行きます。「ひえ〜、ちびりそう。死ぬかと思った〜。」
そして大黒滝の谷の右岸のバンド。スタンスに雪が着き足だけでは心もとないです。つるはしを出しピックを支点に体重をかけた途端、無重力状態。そのまま下の水溜りにドボン。
上にいる先行者とT尾さんにもろ見られちゃいました。ああカッコ悪〜。
ピックが外れたのかと思っていたら右手につるはしは掴んでいません。手首に通したピッケルバンドの先が空しく垂れています。
このバンド、つるはしを買った時に付けてもらったものです。よくよく考えたら30年前どころか40年前のものです。(現役引退してから30年でした。)
そりゃあ劣化してあたりまえ。今までよく切れずにいたものです。T尾さんの話では「『ナイロンは紫外線で劣化し易いから1年で交換しないといけない。』とシャモニーにHさんが言っていた。」とか。
一年は大袈裟だとしても40年はやはり長過ぎましたなあ。ほんとtanuoさんってチャランポランなんだから〜。
ちぎれたバンドを結び直して再度トライ。難なく乗越します。
しかしその後頭によぎるのは「ピッケルバンド、いくらするんだろ?」まるビのtanuoさんはこんな事に小さな胸を痛めているのです。というか、細引き切って自分で作ろっ。
バイルとかトンカチは手首に留めるだけでなく上半身たすきがけ出来るように長めの細引きで自分の身体に合わせて作っていました。細引きならまだ家に有るし。いや、いくら紫外線に当たってないとは言えこれも30年〜40年くらい前のもの。やはり細引きも新たに買わなければならないのでしょうか…。
こんな事を考えながら歩いていると右岸壁からつららがいっぱい垂れています。早速つるはしで叩き折りながら行きます。が、T尾さん「いかん、後の人に残しといたろ。」

大黒滝を巻き、その上の樋状滝も巻きます。もっと雪と氷が付かないと直登は難しいです。
谷に戻り潜り岩横、T尾さんは右側クラックから行きます。着雪が少ないので第二登は渋くなります。それで潜り岩の手前まで行きそこから雪帽子を払いながら右側に乗り移ります。しかしそこから上の細かいスタンスにつま先がかかりません。つるはしのピックを岩の窪みに引っ掛けてと行きたいのですが先程のヒモプッツンが頭をよぎります。ここから落ちたら4-5m。着雪が少なくメットなしでは打ち所が悪いと人様に迷惑をかける事になります。君子は諦めが早いです。生まれて3回目の穴潜りでもするか。こんな汚いとこ潜りたくはないのですが。
先程の二人連れ、一人は私が下に戻る前に穴潜り。もう一人は私の行こうとした所からトライ。先に上に抜け待っていると這い上がってきました。コングラチュレーション! 若い者には負けますなあ。

そこから先は階段歩き。昨日のトレースが残っておりそれを外さなければそう潜る事もありません。トレースさまさまですなあ。
いつのまにかチリのような細かな雪が舞っています。視界も悪い筈です。

左岸壁から染み出した大量のツララも光線が悪く美しさに欠けます。「お日様、出て来〜い。」叫び声が空しく雪に吸い込まれて行きます。

そんな中、岩陰にビーズ玉。綺麗ですねえ。

ドンツキがだんだん近付いてきますがガスが薄くなる気配は有りそうで無さそうでウッフン。

そのまま大黒尾根へ。

9:40 a.m. 大黒岩展望台着。

おおっ、ガスがよく見えます。辺り一面不二家のミルキー。
チリ雪の舞う中一息入れます。T尾さんのザックからチョコクロワッサンがざくざくと出てきます。早速お相伴に預かります。
寒いところではチョコチップって口の中ではモソモソしているだけで甘さが感じられないんですね。それでも暫く口の中に留めておくとジワジワと甘みが感じられるようになります。ん? 甘い甘い甘〜い。

山頂広場へ抜けます。人工氷瀑も大きくなっていますがちょっと汚れた所がバッチイです。

自然学校前で小休止。気温が高くちっとも寒くありません。寒暖計は-2℃ でもこれって狂ってたんじゃあ? 
時刻は10時を回っています。結構時間がかかりました。まあ雪もあった事だし。
今日も早仕舞いして早く温泉に行きましょう。てな訳でもう降ります。「表道は?」「つまらんよ。」結局中道。
中道までの緩やかな登りがしんどいです。しかし霧氷のトンネルは綺麗です。

降りは楽チンです。半ば滑りながらスイスイ。登ってくる人がいたらその脇の雪の斜面に突入。雪を身体で突き崩しながら落ちて行きます。その速い事速い事。

北谷テラスまで10分少々で落ちて来ちゃいました。速え〜。
キレットからの登りがしんどいです。降りは良い良い、登りはしんどい。
這い上がったところで小休止。だって大黒岩でクロワッサン二個食べただけなんだもん。腹が減って腹が減って。
御在所を眺めながらオニギリを頂きます。時々薄日が射します。あ〜温かい。日溜まりHikeは愉しき哉。

冷えと疲労か左脹脛が痛いです。年食うとあちこち痛い所がでてくるんですね。だましだまし落ちてゆきます。
降るにつれ天気も良くなって行きます。


11:40 a.m. 駐車場着。

お疲れ様でした。さあ次は温泉。そして早く帰って早く年末のお片づけ。


2013年12月23日21時50分00秒 記

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