春よ こんにちは!

お日様燦々 オーソレミオ。
ゴンドラの中はサンルーム。
適度な揺れも手伝って、
ポカポカゆらゆら夢心地。
Ciao! la primavera.
チャオのゴンドラ、春が来た。


20110226

冬だというのにまた御在所が混み始めました。
7時到着では駐車できるかどうかぎりぎりのところのようです。
「ええい、思い切ってスキーにするか。2月の雪の良い内に。」てな訳で今日はスキー。シニア券2,000円につられてまたまたチャオにやってきました。よくもまあこんな辺鄙な所へ来るものです。tanuo口説くに理屈は要らん。ちょっと値段を下げりゃ良い。なんちゃって。

4:10 a.m. 自宅を出発。ケチンボtanuoさんは今日も下道です。信号に引っ掛からないようスピード調整しながら行きます。エコランは楽し。ケチンボtanuoさんなら尚の事。Ah! never the less. never the less. 寝覚めの登坂車線でまたやらかしてしもうた。これでまたガソリンを無駄に使うてしもうた。そしてまた木曽福島スキー場手前でも。でもあまり我慢するのも精神衛生上良くないし、これが原因で病気にでもなったら堪りません。時々はこうやって鬱憤晴らしするのも健康には良いのかもしれません。

7:30 a.m. チャオスキー場着。
途中あまりにも車が多かったので、給料日後でもあり今日は混むかな? と思っていましたが、開田からはどんどん車が減ってゆきチャオ行きは前後数台の車列のみ。道路状態は正月よりずっと良くなっていましたが、さすがにこんな遠くまで来る物好きは少ないです。
朝からピーカンの快晴。正面に聳える御嶽山の巨体を眺めながらのドライブはスキーが目的でなくても充分楽しめそうです。(でも欲張りtanuoさんは両方楽しませて頂きます。)
正月より若干車が多め。でも8人乗りゴンドラでそれも定員いっぱいに乗せての稼動はさほど混雑もないでしょう、きっと。
駐車後は毎度おなじみ定期便。「あ〜、すっきり。」
ついでにリフト券も買っておきましょ。お財布に優しいシニア券。嬉し楽しの2,000円。
車に戻り腹ごしらえ。出した後は補充しなければなりません。温室のような車内でのんびり構えていたらもう8時10分前。「あかん、早よう着替えなくっちゃ。」
でっぱつ前に駐車場からの写真をパチパチ。後ろには乗鞍、正面には御嶽継子。景色のええところでんな。


8:10 a.m. でっぱつ。
センターハウスまでの階段歩きが面倒です。って、さっきもトイレへ行ったやんか。そうかスキー靴履いて板を担いでが鬱陶しいんですね。まっ準備体操のつもりで歩きましょ。

8:20 a.m. ゴンドラ1本目乗車。相乗りでも空き空きゴンドラ8人乗り。
雲ひとつ無い快晴。陽射しが強く早朝から車内はポカポカです。
ゴンドラを降り先ずはストレッチ。年寄は身体が固くなっているのでしっかりと筋を伸ばしておかなければなりません。でないとまた脹脛がブチッと音を立てて肉離れするかもしれません。情けない身体になってしもうたもんです。
しっかりストレッチした後は正面の乗鞍をパチリ。

ん? 乗鞍のデカサに気付かずにいましたが、その両横奥に北アの山が見えています。こんなによく見えるなんて。今日は大儲け。

写真の後はまず一本。正面のコースから行きます。ん?結構バーンが固いです。圧雪跡のギザギザがそのままクラストしてしまったようで板がバリバリと弾かれます。ググッと押さえても歯が立ちません。ここチャオはかなり冷えるようです。そう言えば到着時車の外気温表示は−10℃より低かったような…。御嶽山の真北で北西風が諸に突き当たるところです。そりゃ凍るわ。
薮原もこの風がぶち当たる所で昔からよくクラストしてましたっけ。誰も踏んでない所でも表面がクラストしてしまいすぐモナカになります。まるで富士山並み。なんちゃって。

ゴンドラは2本目からもう人が並んでいます。おひとりさまゲートから入って待ち時間なし。
次は東端から滑走。こちらは表面に新雪が被りなんとまあシルキーなこと。
途中で止まって振り向けば、なんと真後ろに継子がドッカ〜ン。正面には乗鞍がドッカ〜ン。

このコース、下の方が空き空きチャオで唯一混む所です。しっかり減速してぶつからないように。動くポールに見立ててスラローム。

3本目。もう混んでいます。おひとりさまゲートでも若干待ち時間が出来ています。ガラ空きチャオにしては珍しいです。(って、チャオってまだ2回目じゃん。)
8名満席のゴンドラ、まだ息が整っていなくてハーハー言いながら窓を開けます。温室の中に涼やかな風が吹き込み気持ち良いです。
窓からカメラを出し「御嶽さん、はいポーズ。」

次は西側のコース。固いバーンに新雪が被りここもまたシルキー! いや、下の方は傾斜がある所為か固いまんま。小回りしてもズレまくり。「え〜い、面倒だ。」クローチングでゴンドラ乗り場まで一気に。だってここって乗り場までダラダラで距離があるので漕がなきゃならないんですもん。真ん中のコースとの合流点は要注意。よそ見してたらぶつかりそうになりました。

その後は真ん中、東、西を順番に繰り返し。
滑っている内に気温も上がってきたのか雪も柔らかくなってきました。いえ緩んでいる訳ではありません。パウダーに近くなってきたのです。いや〜、チャオってほんと良い雪ですね。御岳にしても御岳ロープにしても大体こんな雪質です。ですから傾斜が緩くても岐阜県の雪より板がよく走ります。えっ、ここって岐阜県だって? そう言えばそうでした。でも飛騨や奥美濃とはやはり雪質が全く違います。やはり標高の違いですね。
雪質は最高なのにゴンドラの中はポカポカ。こんなのって有り?

お日様燦々 オーソレミオ。ゴンドラの中はサンルーム。
適度な揺れも手伝って、ポカポカゆらゆら夢心地。
Ciao! la primavera.
チャオのゴンドラ、春が来た。

気が付けばもう11時を回っています。その割りにゴンドラは相変わらず混んでいます。と言っても5分も待っていないのですが、それでもリフト待ちなしが身体に染み付いてしまったtanuoさんは少しでも早くとおひとりさまゲートと一般ゲートの混み具合を見てどちらに並べば効率的か観察に余念がありません。これぞ改善の糸口。

日が高くなると継子の北面の雪の少なさが目立ってきます。思ったより少なく這松や岩がかなり露出しています。これも風が強い所為でしょう。そして高くなった太陽を反射して雪面がてらてらと光っています。まさしく青氷と化しているのが解ります。あんなとこ、こけたら絶対に止まんねーよなあ。そうかと思えば白いままの大きなシュカブラも見えます。まさに風紋、波目模様も遠くからの方がよく解ります。
朝方はよく見えた山頂付近のラフェーンも今は治まっています。風も治まったようです。


時刻は12時。ぼちぼち切り上げ時かな? ゴンドラから見えた白山、西側コースからならよく見えるかな?
ワ〜オ、すぐ隣じゃん。どうして気付かなかったんでしょ。


さあて、ぼちぼち上がりましょ。これが本日最後。


12:40 センターハウス前に到着。
3本のコースを順番に滑っていたのでゴンドラの乗車回数もすぐわかります。結局14本乗ったようです。大体1回20分くらい。ゴンドラ待ちと乗車で約15分。滑走5分ってところでしょうか。
これじゃあ汗かかんわ。メタボも解消できんわ。そのくせ腹だけは時間が来ればエサを要求します。こまったお腹ですなあ。
という訳で車に戻り片付けものを済ませてからパンを齧りながら温泉へ。
道路の雪もすっかり融けてしまい、雪解け水をはねあげながら下ってゆきます。車の中も温室です。窓を開けていてもちっとも寒くありません。
途中で三岳方面へ折れ、冬枯れの開田を行きます。葉を落とした林の向こうに真っ白の御嶽山。山の姿だけは40年前とちっとも変わっていません。

【やまゆり荘】ってかなり登り返さなければなりません。じゃあ素通りして【欅の湯】へでも。ちょっと心配なのは御岳ロープが営業中止なのでお客さんが減り温泉も営業していないのではないか?って事。
行くだけ行ってみたら営業していました。ああよかった。温泉代も400円ポッキリで済んだし良かった良かった。
tanuo口説くに理屈は要らん。なんでもかんでも廉きゃ良い。
入浴前にまず氷柱群を写して。【欅の湯】の辺りもなんとなく春めいてきました。

久しぶりの【欅の湯】。広い浴槽を独り占め。静かで落ち着きます。

その後はお馴染みの経路で帰途に就きます。午後3時前の19号線。ガラガラです。偶に順法闘争車がいますが、別に急ぐ事も無くゆっくりと付いて行きます。
中津川からは中央道。1,000円のメリットを享受させて頂きます。

あれま、4時半に家に着いちゃいました。早え〜。
じゃあ早速今日のレポートでも。今日中にアップしちゃいましょ。だって明日も忙しいんだも〜ん。


2011年02月26日22時40分00秒 記

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