初詣Hike

初詣も無事ハシゴ出来たし、後は降りるだけ。
雪たっぷりの三ツ口谷源頭部から降りる事にしましょ。
まずは今登ってきたガレから。
雪が詰まりどこでも転げ落ちる事ができます。


20110108

明日はもう8日。初詣もまだしていません。それでは御在所の御岳神社にでも初詣してきますか。
年末寒波で鈴鹿の山も雪があるとか。いくらなんでも冬道具くらいは出しておきましょ。てな訳で真っ暗の中、倉庫を家捜し。

1月8日 車に乗り込むとDISは外気温−5℃を表示しています。
昨日かみさんが【ひこにゃん】に会ってきたそうですが、伊吹山が真っ白だったそうです。その伊吹山のスキー場は昨年から営業取止め、御岳ロープも今年から営業取止め。雪は降ってもお先真っ暗。寂しい時代になったものです。これからのこの日本、何もかもが縮小して行くのでしょう。
そんな世の中の流れとは無関係の能天気なtanuoさんは今日も今日とて御在所通い。久しぶりの御在所の雪を味わって来ることとします。

6:55 a.m. 湯ノ山最奥駐車場着。
既に常連さん達も到着済みです。駐車場は閑散としています。夏場の混雑が嘘のよう。
駐車場には20cmほどの積雪。草履のまま外に出るのは憚られます。
後部シートを倒しトランクからスパッツを引っ張り出し車の中で足こしらえ。
車から出て皆さんと新年のご挨拶。今年も宜しくお願いします。

休み中の近況報告などをしながらでっぱつ。時刻は記憶にございません。
登り始めるといきなりの大汗。正月は不摂生しすぎましたからねえ。身体が重いのは冬道具の所為だけではありません。ただいまメタボ一直線。人は私の事を【マツコデラックスtanuo】と呼んでいます。
皆さん既に今年の登り初めは済ませているそうです。早っ。
出だしの遅れたtanuoさんは尚のこと身体が重いです。
裏道分岐を過ぎロープウェイを潜るところで振り返ると伊勢湾が朝日を反射しています。当に【光る海】。

予報では三重県は快晴ですが滋賀県は曇り。鈴鹿稜線は滋賀県の予報の方が宜しいようで。
8:05 a.m. 岩棚着。
この辺りではまだ青空がのぞいていますが山頂一帯はガスに隠れています。
雲のきれめから朝日が射してきました。空と伊勢湾、お日様二つ。


8:10 a.m. 地蔵岩通過。

尾根上の吹き溜まりは正月中にしっかり踏まれあまり潜りません。これも常連さん達のおかげです。

8:35 a.m. 北谷テラス着。

富士見岩辺りに霧氷の付着が見られます。辺りは既に陽射しは無くどんよりとした鉛色の世界。このガスならば樹氷ももっと育つでしょう。

堀割を行きます。T尾さんはトレースを外しわざわざ吹き溜まりを行きます。余程雪と戯れたいのでしょう。○○は喜び山駆け回り、私ゃ炬燵でメタボになる〜♪


9:00 a.m. 岩稜帯着。

年末はこの先透明氷に覆われツルツルよく滑りましたが、今日はすっかり雪に覆われています。ビブラムのパターンがよく雪面をつかみ歩き易いです。

直下のガレまで来ると辺りは樹氷林。日の光が無いので鮮やかではありませんが、それでも綺麗です。


9:20 a.m. 富士見岩着。

全く視界が利きません。さっさと朝陽台へ。
樹氷を愛でながら行くと喫茶ひめつつじ跡にH氏。今日はビデオ撮影だとか。晴れれば綺麗なんでしょうがこの光線ではねえ。
T尾さんは遊歩道をパスしレーダーサイトの方へ行きます。よほど人に踏まれていない所を歩きたいのでしょう。我々も後に続きふかふか雪を堪能します。

カモシカセンター跡で小休止。中に入れてもらいストーブで暖をとります。こんな軟弱な事やってたんじゃもう外に出られなくなっちゃいます。「もうロープウェイで降りようか?」なんちゃって。
外へ出ると日が射し始めました。これでまたロープウェイに乗る機会を逸してしまいました。そうそう今日のメインイベントは初詣だった筈。せめて御岳神社までは行かなければ。

踏み跡の無い遊歩道を行きます。急に明るくなり青空がのぞき始めました。こりゃええわ!最高です。


10:10 a.m. 望湖台着。
先ほどの青空は一転、また鉛色の世界。なーんも見えないので石に張り付いたエビノシッポでも写しておきます。

記念碑広場から武平に向かいます。
笹薮が刈り払われた斜面に飛び込んだ2名、結局動きがとれず横の道にトラバース。おバカな事が楽しいんですね。


10:25 a.m. 御岳神社着。

tanuoさんにとってこれが初詣です。今年一年の家内安全を願い拍手〜。
もうすぐセンター試験。受験生の親であるT尾さんは合格祈願でお参りです。
そういえば家の子の時もここでお参りしたんですなあ。ご利益はどうだったっけ?

その後峠道を下ります。
ふかふか雪に足をとられスッテンコロリン、全員雪まみれ。
天指し岩でヤッケ代わりのカッパを着けます。これでもう雪まみれもへっちゃら。
この先の掘割、吹き溜まりもなんのその、機関車のように中高年軍団が転げ落ちて行きます。


11:15 a.m. 武平峠着。
軟弱tanuoさんはここからエスケープ。のつもりが皆さん鎌まで行くと仰る。
T尾さんは合格祈願のはしごをする為、是非とも鎌の神様にお参りしたいそうです。
しゃあねえなあ。お付き合いするか?
いつもより約1時間遅れています。峠道の雪の具合からすると2-3時間くらいかかるかもしれません。
まあ行けるだけ行ってみましょう。
出だしの雪壁を越えると思ったより雪が少ないです。それに皆さんパワフルです。ロートルtanuoさんは皆さんの後をついて行きます。だって身体が重いんだも〜ん。


12:15 a.m. 三ツ口谷源頭部通過。
かなり良いペースで来ています。T尾さんのパワフルな事! お子ちゃまの受験がかかっているとかくも力が出るものなんですね。


12:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

思ったより早く辿り着きました。あの雪で1時間半とは!
早速祠にお参り。T尾さんもしっかり合格祈願。
祠横にはIさんの知り合いの方々が休憩中。丁度ここを空けてくれるとの事で入れ替わり大休止。風もなくツェルトなしでお昼にします。

Iさんのザックからはまたまた○○が。そしてつまみも出てきます。ストーブの火で炙りながらいただくと香ばしい肉の焦げる匂いが辺りにたちこめ○○が進みます。
冷え切っていた身体が芯から温まります。
空は相変わらず鉛色。時折チリのような雪が降ってきます。それでも暖かいのは気温の所為?○○の所為?

13:20 でっぱつ。
初詣も無事ハシゴ出来たし、お神酒もお相伴に預かったし、後は降りるだけ。雪たっぷりの三ツ口谷源頭部から降りる事にしましょ。
まずは今登ってきたガレから。雪が詰まりどこでも転げ落ちる事ができます。
ずんずん降っていたらワナに足を取られ本当に顔面から突っ込んでしまいました。ものの見事にフィックスロープのループに片足を突っ込んでしまいもんどりうって大転倒。それが楽しい雪遊び。まったく幾つになっても子供ですなあ。

源頭部の雪はまだ少ないです。ガレを慎重に降り雪の斜面に突入。
まだ雪が柔らかくそこらじゅうで嵌りまくり。それでもこれが楽しいんです。いい年をしたおっさん、おばさんがキャッキャと大声を上げながら転げ落ちて行きます。「君たちお年は幾つ?」

あっちゅうまに樹林帯に突入。ここからもズボズボやりながら降ってゆきます。
足を滑らせ尻餅ついでに尻セード、ん? 全く滑りません。漕ぐのもしんどいのでまた立って歩きます。
谷沿いの氷柱を愛でながら行きます。ツララでチャンバラやっている人もいます。が、すぐ折れちゃいます。脆い刀ですな。


14:30 三ツ口大滝着。

氷に雪が被りあまり綺麗ではありませんが、それでも今年初めての氷結。もう少し経てば氷も大きく育つでしょう。
後はヨレヨレになりながら降って行きます。今日は久しぶりに疲れました。でもたっぷりの雪に遊んでもらい良い一日でした。こいつは春から縁起が良いわい。


15:15 車に帰着。

御在所はまだ真っ白です。融ける気配もありません。
久しぶりの長時間歩行。もうヘロヘロです。後は温泉の初風呂が待ってます。


2010年12月09日19時15分00秒 記

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