秋は足早 PartU

いつも通りテルモスに氷入りポカリを持ってきましたが、
もうこれからは必要ありませんなあ。
それよりお湯の方が良かったりして。
氷水がいけなかったのかすっかり身体が冷えてしまいました。
いかん、もう行こっ。


20130929

めっきり涼しくなりました。早朝、半袖シャツ1枚では寒いくらいです。
家を出ると外は真っ暗で、東の空が明るくなっています。ヘッドライトを点け、早々と暖房も入れちゃいます。先週はまだこんなに寒くなかったような…。
日曜は道路が空いています。ちょっと早く着き過ぎるかな?
コンビニでエサの調達、菰野の道の駅で朝のお勤めと、しっかり時間を費やしても6時35分には着いてしまいました。速え〜。

6:35 a.m. 中道駐車場着。
今日も車が少ないです。そうか天気がこんなだからか。雲が多い天気ですが途中まではそこそこの天気。それが四日市まで来るとある程度の高さから上はすっぽりと雲に覆われていました。
そして駐車場まで来ると薄暗いくらいです。こりゃ空いていて良いわ。それに暑くないし。
じゃあ今日は本谷のダイちゃんでも偵察してきましょうかねえ。まだ少し早いかもしれませんが。
そこではたと気付きます。「カメラ忘れた!」
スマホでも持って行こうかと思いましたが万一の事があると仕事に差障ります。天気もこんなだし、偶には写真なしもええんでないかい。
ダイちゃんもまだ咲き始めだろうから写真はまた来週って事にしましょ。

6:45 a.m. でっぱつ。
寒いです。そろそろ肌着と長袖シャツが要るかな? チョット気が早いかな?
カメラが無いと手持ち無沙汰です。チラホラと紅葉しかけている葉っぱも撮れません。
谷に降りるまでの樹林帯が暗いです。まるで夕方。
谷に出ると多少明るくなりますがやはり薄暗いです。今日は一日こんなかな?ガスが谷に沿って上がって行きます。南風も手伝っているようです。昼から崩れるかな?
谷沿いに行くとあちこちにちらほらとダイモンジソウ。小さな株ばかりですがもうしっかり咲いています。ゲゲッ、来週はもう遅いかも。
でも全体的に花付きが悪く、今年は不作かもしれません。

不動滝の手前でひとりパスします。不動滝には二人組が休んでいましたがものものしい格好をしています。そしてアンザイレンで巻き道へ行きます。コンテで行くんならヒモが邪魔だろうに。
時刻記録に写真を撮ろうとしてカメラを忘れた事を思い出します。tanuoさん、呆けてますなあ。
やる事もないし、出かけますか。
巻き道途中から谷に降る二人組をパスする為にそのまま巻き道を登ります。そのまま大岩へ。
XX:XX a.m. 大岩着。 ん?カメラ無いから解らへんやん。
休憩がてら大岩の上から伊勢湾を見ます。朝陽を反射し金色に輝いています。「光る海」なんて小説があったようななかったような…。
いつも通りテルモスに氷入りポカリを持ってきましたが、もうこれからは必要ありませんなあ。それよりお湯の方が良かったりして。
氷水がいけなかったのかすっかり身体が冷えてしまいました。いかん、もう行こっ。

小滝連続帯を行きます。ハイパーフリクション仕様のこの夏靴(1000円のスニーカーです。)ウエットでもドライでも吸付くように岩に乗れます。但し直ぐ染みてきますので一瞬しか水の上に置けません。しかしよく見るとかなり傷んでいます。結局2シーズン持っちゃいましたが来シーズンは無理でしょう。
小滝の一番上、滝裏のダイちゃん畑、もうここも咲いています。殆どが開いており残った蕾は余りありません。それにしては花数が少ないです。やはり今年は不作?
なんて見ていたら岩の表面を流れる水が靴に染みてきました。あっ、チメタイチメタイ。

大黒滝、樋状滝を巻き再度谷に戻ります。この辺りから急にガスが濃くなり視界が悪いです。おまけにバラバラと木の葉を打つ音が聞こえます。完全に雲の中に入ったようです。しかしこの冷んやりのおかげで身体の方はオーバーヒートもせずすこぶる快調です。
潜り岩横のクラックを行きます。ヒエ〜、凄いフリクション。全くスリップする気がしません。ガシガシ登っても身体はクール、なんだか若い頃に戻ったような快調さです。いかん、もしかしてクライマーズハイ? 事故はえてしてこんな時に起こるもの。お年寄りに分類されるtanuoさんは人並み以上に慎重に。

そうこうしている内にウメバチ畑。大きなのが咲いています。ざっと数えても五輪はあります。探せばもっと見つかるでしょう。ウ〜、カメラが欲しい〜。
ここも横のクラックを行きます。ダイちゃんも結構咲いているのですが例年ほどは目立ちません。ショボイのばっか。おまけにこのあたりまで来ると草臥れたのが目立ちます。先週辺りが最盛期だったのかもしれません。しまった、先週こそ本谷にしとけば良かった。

ドンツキはもう目前。今日は久し振りに大黒岩展望台に行くかな? きっと誰も居ないでしょうから。

8:05 a.m. 大黒岩展望台着。(ちゃんと時計で確認しました。)
思ったとおりここは貸切状態。そして視界ゼロ。岩は霧雨でジトッとしています。そして時折バラバラと雨粒が当たります。
いつ降り出してもおかしくない天気。同じ休むなら自然学校前まで行っちゃいましょ。あそこなら屋根も有るし、椅子も濡れていないだろうし。
一の谷新道経由でアゼリア前へ。

アゼリア前の広場には人っ子ひとりいません。いや正確にはいないと思うだけです。なにせ視界は20m程度。ガスが濃くてなんにも見えません。そして静かです。少ないとは言え駐車場にはあれだけ停まっていたのですから、もう少し居ても良さそうなものです。いや、天気を見てでっぱつを遅らせているのかな?
寒さに震えながら朝食にバナナを頬張ります。何かを食わなきゃ暖まりません。
時刻はまだ8時半、天気は下り坂なので鎌はパス。暇だなあ。とりあえず望湖台まで行ってガスでも見て来よう。どこのガスも皆同じようなものですが。そうそう望湖台から今日はゲレンデを通り抜け中道から降りるとしましょう。どうせこんな天気だから誰も登って来ないだろうし、そうなりゃ渋滞もありません。

望湖台への道すがら、紅葉を探しながら行きます。紅葉にはまだまだ早過ぎますか。
望湖台のガスは…、他所のガスと同じ景色でした。つまらん。
三角点まで戻ると若者三人連れ。ああ登って来る人もいるのか。
ゲレンデから戻ります。芝の養生大丈夫かな? tanuoさんのようにスニーカーなら兎も角、大抵の人は山靴。あんなもんで踏み荒らされたら一発で芝生枯れちゃいまっせ。
濃いガスの中ゲレンデの中の踏跡を辿ります。視界は10m以上あるので迷いようがありませんが、昔一家で足元すら満足に見えないガスの中をスキーで滑った事を思い出します。よくもまあ遭難しなかったなあ、まだ小学低学年だった子供達もよく無事でいられたなあ。結構無茶な事をやっていたんだなあ。反省!
遊歩道に出て中道を降ります。
降り始めると結構人が登ってきます。やはり控えていたのか。この程度の混雑なら問題ありませんが渋滞し始めたらどうしよう。まっ、いいか。この天気ならそんなに登ってこないでしょう。それに多少は混んで貰わないと早く着き過ぎてしまいます。温泉は11時からですから。
思い通りなのか意に反してなのか、だんだん大勢の人と行き会うようになってきました。こんな天気なのにチト気が早いんでないかい?
北谷テラスには大勢が休んでいます。相変わらず空はガスっていますが北谷が鮮明に見えます。丁度この辺りが雲の限界のようです。下から見ているとガスが上がって行ってるようです。それで皆さん登り始めたのでしょう。
じゃあ渋滞とぶつかる事を願ってオニギリ食って時間つぶし。サポートタイツを履いたカワユイおねえさんの脚線美を堪能しながら降りる事にしましょ。tanuoさん、ヨダレヨダレ。

適度の渋滞と玉石混交の脚線の観賞会を経て降って行きます。今日はカサブランカが多いなあ。


10:05 a.m. 駐車場着。
チト早過ぎましたか。時間潰しにパンでも食って…、待つとなるとなかなか時間が過ぎるのが遅いです。
間違って早く営業を始めるかもしれないのでもう行きましょ。そうそうグリーンホテルは10時からと聞いています。なんならグリーンホテルへ行っても良いし。
結局希望荘には30分前に到着。間違って早く営業開始って事はなさそうです。もう車も停めちゃったし、残っている食料を全部食べちゃお。これではメタボ治療じゃなくメタボ促進でんがな。
かくして今日もメタボへの道をまっしぐらのtanuoさんなのでありました。


2013年09月29日18時20分00秒 記

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