ちょっと涼しい夏の鈴鹿

今日は南側より北側の方が良い風が吹いています。
こちらで涼風に吹かれながらお昼にします。
今日も面倒なのでお湯を沸かすのはパス。
頂き物のオニギリとフルーツ、そして自前のパンで終了。
終始冷たい風に吹かれ寒いくらいです。
ヒグラシもエゾハルも鳴かないのは気温が低過ぎる所為?


20130727

今週の御在所通勤はお久の土曜日。梅雨明け後週末はまずまずの天気が続いています。スカッと夏晴れとまでは行きませんがこれくらいで手を打っておきましょう。人間あまり欲をかくと碌な事ありませんから。
土曜日なら駐車場の心配も無いでしょうから通常どおりの時刻に家をでます。湿度が高く空も霞んでいます。でもこの程度ならまずまず。
順調だった23号線が木曽岬辺りから渋滞し始めます。大型車が両車線を塞ぎノロノロ。ホント気の利かない連中ですなあ。悪意があってやっているとしか思えません。でも良いんだ、今日の朝のお勤めは家で済ませてきましたから。
年とともに謙虚になった筈のtanuoさん、今日は若気が行ったり来たり、若気の至りを時々やらかしてしまいます。ハ〜、またガソリンを余計に使うてしもうた。
四日市市内から鈴鹿を見ると完全に曇っています。薄いガスのようなので降ってはいないでしょう。ちょうど涼しくて良いんじゃないですか。
スカイライン手前からラリー仕様風のランエボの後ろに付きます。どうもぎこちないです。居眠りしているのかアライメントが狂っていてふらつくのか。危なくって仕方がありません。離れているつもりがカーブの度に張り付いてしまいます。結局ここでもかなりのタイムロス。夏休みの所為で変わり者の車が多いのでしょうか。ふ〜!

6:50 a.m. 中道入り口大駐車場着。
車が少ないです。50%を切っています。Iさんが準備中です。隣に停めようかと思いましたがその隣の車のドアが開けっ放し。結局グルッと一回り、南側の列に停め仕度にかかります。
Oさんの姿はありません。日曜休みで土曜は仕事なのかもしれません。


7:00 a.m. でっぱつ。
湿度は高いですが気温が低く凌ぎやすいです。曇っているおかげで直射日光も避けられ快適です。
Iさんの話では三重の方では出掛けは空が真っ暗で雷も鳴っていたそうです。それで皆出控えて車が少なかったのかもしれません。我家のある愛知県側では想像も出来ない天気だったようです。
スカイライン沿いはリョウブの花が真っ白です。もう咲き始めているのですが甘い香りは漂っていません。前日の雨で流されてしまったようです。
久し振りに中道を行きます。ずっと本谷が続いていたので新鮮です。そろそろオオバノトンボが咲く頃。気を付けながら行きますが見当たりません。この辺りだったんだけどなあ。終わってしまったか未だなのか、それとも盗掘か…。
この季節見るものが無いので少々退屈です。目に付くものはリョウブかノリウツギ。いや鮮やかな萌黄色の新緑が綺麗です。8月に入れば鎌長石のイワタバコという楽しみもあるのですが。
写真も撮らず、いや撮るものが無く、ただただベラベラとくっちゃべりながら行きます。
凌ぎ易いとは言えやはり夏の鈴鹿、すぐにシャツもパンツも汗でビチャビチャです。汗を滴らせながら行きます。それにつられ大きなアブが纏わり付いてきます。「う〜、鬱陶しい。」
時々涼しい風が吹き付けます。それだけが救いです。
すぐ傍に咲いているリョウブに顔を近づけ匂いをかいでみるとあの甘い香り。上品な香りです。「う〜ん、良い香り〜。」


7:45 a.m. 岩棚着。
山頂にガスが纏わりつき綺麗です。なによりガスが切れ青空が広がっているのが綺麗です。春霞のようにモヤッとした景色ですが。


7:55 a.m. キレット通過。

涼しい風が吹いています。あ〜、極楽極楽。
凹角上で先程から前後していた女性二人組にIお父さんがコブシの実を説明しています。先日はまだ青々としていたものが、既に拳のようにゴツゴツとなり、そして赤みも射しています。季節の移ろいは早いですね。
その後で気付きます。学術的にうるさい方もいらっしゃいますのでこれは辛夷と言ってはいけなかったのです。そうタムシバと言わなければならなかったのです。チャランポランのtanuoさんは「そんなもんどうでもええ。」としか思っていませんが。(山に咲くモクレンみたいな白い花は皆辛夷だと思っています。)

涼しさのおかげでペースは遅いですがなんとかバテずに済んでいます。これで直射日光があたっていたらtanuoさん、とっくに死んでいます。(いつも死ぬ死ぬと煩いtanuoさんです。)

掘割を抜け岩稜帯に出るとまた涼しい風が吹いています。残念ながらガスで鎌も鷹見岩も見えませんが。
その岩陰にキンレイカ。今日は全然写真を撮っていないので賑やかしに撮っておきましょ。

北側に回り込むと青空。

上のテラスには大勢の人が休んでいます。きっと涼風が下から吹き上げているのでしょう。
案の定そこまで行くと爽やかな風です。こりゃここから離れたくなくなりますわなあ。


8:45 a.m. 富士見岩。
本谷側はガスが巻き上がっています。思わぬ所にシモツケ、ギボウシが咲いています。

朝陽台経由で遊歩道を自然学校前まで。遊歩道沿いにはリョウブ、ノリウツギ、夏椿の花。ここの夏椿もまだ蕾が多いです。もう暫く楽しませてくれそうです。
自然学校前で小休止兼燃料補給。今日は人が少ないです。やはり出掛けの天気の悪さの影響でしょうか。まあ静かで良い事ではありますが。
休憩ついでにシャツを脱ぎ汗を絞ります。ジュ〜、と汗が滴り落ちます。我が事ながら凄い汗っかき。

9:25 a.m. 望湖台。

今日は見るものも無いのでここからコクイ谷で避暑も良いのですが、望湖台の涼風がその気を無くさせます。もうムチャクチャ爽やかです。エアコンでは味わえないこの大気の滑らかさ。適度な湿度を含みメチャクチャモイスチャー。これで電気代も要らないのですからこんな天国はありません。あ〜あ、ホントもう動きたくありませんね〜。
とも言っておれずまた武平へ向かいます。毎度毎度ワンパターンのルート取りです。
「セミの声が聞こえず寂しいなあ。」なんて言いながら降っているとヒグラシが一鳴き。でも後が続きません。変わりにウグイスが鳴いています。

武平峠で小休止の後鎌ヶ岳に向けて登り始めます。
例年のこの時期より涼しいとは言えそれでも暑いです。「ヒー、死ぬ〜、死ぬ〜。」
道端のキンレイカ、ノギランに涼を求めながら行きます。

展望台を過ぎヤマボウシの木の横で小休止。ここ、凄く涼しい風が吹いています。
三ツ口谷を挟み対岸の長石尾根、日本庭園の上部辺りが色鮮やかで綺麗です。

樹林が切れると炎天下、頭を焼かれながらの登行です。「ヒー、死ぬ〜、死ぬ〜。」


10:55 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

今日は南側より北側の方が良い風が吹いています。こちらで涼風に吹かれながらお昼にします。
今日も面倒なのでお湯を沸かすのはパス。頂き物のオニギリとフルーツ、そして自前のパンで終了。
終始冷たい風に吹かれ寒いくらいです。ヒグラシもエゾハルも鳴かないのは気温が低過ぎる所為?

11:25 a.m. でっぱつ。
長石尾根を降り始めるといきなりヒグラシの声。そういえばこちらは山頂よりずっと暑いです。滋賀県側は涼し過ぎて鳴けなかったのでしょう。こちら三重県は全く別の所のような暑さです。
見るべきものがあまり無いのであちこち目を遣りながら降りて行きます。

山頂の涼しさがまるで嘘だったかのようなこちらの蒸し暑さです。でもええ、でもええ、降ってないだけマシ。日陰があるだけマシ。

途中で三ツ口谷へ降ります。

最奥の堰堤が近付いてくると目の前にピーカンの青空の下、御在所の雄姿。「クソ暑〜。」

山歩きに熱中しよう。と言いながら熱中症一歩手前。「ヒー、死ぬ〜、死ぬ〜。」


12:45 駐車場着。
意外と早く降りて来ちゃいました。
さあ後は本日のメインイベント温泉が待っています。


2013年07月27日21時30分00秒 記

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