雪遊びHike

直接降りるには雪が少なすぎます。
こんな崖から降りたんじゃあ
折角補修してもらったお父さんのおけつ、
またズタボロになっちゃいます。
tanuoさんもちびりそうなほど急なので
もう少し上へ巻いてから降りる事にします。


20120226

先週に引き続き今週も日曜メタボ予防。いや、もう予防じゃなくてメタボ治療かな?
昨日の予報では菰野町はお日様マークだらけだったのに小雨がパラパラ。湯ノ山駅辺りから小雪に変わり、これなら我慢できそう。駐車場で雨だったら帰ろうかと思っていました。←年とともに軟弱になって行きます。
朝、車に乗った時点で外気温+4℃。それでも窓の露をワイパーで拭うと部分的に凍りました。過冷却です。いい加減な温度計! それとも窓だけ冷えてたのかな?
いずれにしても気温が高いのはいただけません。雪が付いても濡れないくらい冷え切っていないと。

6:45a.m. 湯ノ山最奥駐車場着。
天気が悪くてもかなり明るくなりました。正月頃からもう30分近く早くなっているのが実感できます。
それでも空は曇天。御在所もかくれんぼ。あらら、皆勤賞のIさんは別格としてT尾さんの車もあります。
皆さん情意が高いですねえ。負けそっ。

7:00 a.m. でっぱつ。
辺り一面すっかり雪が解けてしまいました。

今日は早仕舞い。地獄谷下降、コクイ谷散歩はまた今度。3月に入ってからでも良いかな。谷の鶯もまだ鳴かないだろうから早春賦の歌でも口ずさみながら。
小雪が舞っていたので薄手のジャケットを着ていましたがやはり暑いです。この気温では雪も無くなって当然ですね。ホント見る影も無いくらい見事に融けてしまいました。

7:40 a.m. 岩棚着。

先週と打って変わって御在所は真っ黒、今日はドブスの御在所です。あっ、聞かれちゃ不味い、ないしょないしょ。
あんなにあった本谷の雪もごっそりと減っています。大黒滝辺りから下は嘘みたいに融けてしまっています。
中道もオバレ岩辺りから硬く氷化した雪が出てくる程度。名古屋はそんなに降らなかったようですが、こちらはかなり降ったようです。
キレットを過ぎた辺りから一面硬い雪に変わります。ビブラムのソールを蹴り込みながら行きます。これだけ硬く締まっているのに誰一人アイゼンを着けようと言いません。皆さんホント不精ですねえ。あっ、オレの不精がうつったのかな? というかtanuoさん、荷物になるのが嫌で今日はアイゼンを置いて来ちゃったのです。ザックに着けるのも面倒だし、皆さんを待たせるのも悪いしで。何の為に車に入れっぱなしなのかわかりませんね。

気が付けば掘割道を通過して岩稜帯手前。天気が悪く写真を撮ることも無くひたすら歩くのみ。ホント今日は全然撮っていません。
じゃあ撮っておくか? てなわけでお父さんのお尻をパチリ。傷まみれだったカッパのおけつが綺麗に補修されています。昨日パッチを買ってきてお母さんに補修して貰ったそうです。お母さんとT尾さんもパチリ。お顔は伏せておきます。肖像権を侵害しないように。


8:25 a.m. 上のテラス。
相変わらず塵のような雪が舞っています。視界も悪いし寒くなってきたし、早く温泉に入りたいです〜。←年寄り丸出しですな。

直下のガレは先週同様直登。今日は踏み後だらけです。そのまま富士見尾根へ。先週の足跡が残っていますがここもかなり融雪が進んでいます。適度に締まっているので先週より歩き易いです。
雪稜を伝い富士見岩へ。

8:35 a.m. 富士見岩。
今日も今日とて五里霧中。ガスに閉ざされてなかったのは先週くらいなものですか。ここはロンドンか?

雪がある割りにいつもよりハイペースでした。やはり天気が悪いと写真を撮る事もなく早いです。そしてお母さん曰く、「今日は雪が硬いから楽だった。」
硬いのがお好きなお母さん、やはり岩と氷がお好きなようで。

そのまま朝陽台経由、疎林帯の中をショートカットして遊歩道へ。締まりが足りないようでズボズボとよく嵌ります。これもまた愉しからずや。

自然学校前で小休止。皆さんからの頂き物で燃料補給。その後望湖台へ向かいます。
三角点と記念碑へのT字路を先週同様直進。先週より潜りが少なく快調に進みます。どこでも歩けるこの季節がやはり最高です。

9:15 a.m. 望湖台着。

どこでも歩きで記念碑広場へ。時々ズボッと踏み抜きますが概ね快調に進みます。
この締まり具合では沢谷の登りから武平までがしんどそうです。やはりもう少し締まってからが正解ですね。
記念碑広場からの雪原をT尾さんとお母さんが長者池の方へ降りて行きます。龍神様に合格祈願? われわれも付いて行きます。ついでに御岳神社にも参拝。いつも素通りでは神様に申し訳ありませんから。

その後峠道へ。
身軽なお母さんはまるで兎さん、飛び跳ねるように駆け下りてあっという間に姿が見えなくなってしまいました。我々メタボ予備軍は思わぬ所で落とし穴に足を取られ四苦八苦。まるでトラップだらけのようです。

9:55 a.m.武平峠着。
やっとお母さんに追いつきました。勝てまへんなあ。
思ったより早く着いてしまいました。今日はここからエスケープのつもりが「三ツ口ドンツキから降りない?」と悪魔の囁き。
「まだこんな時間だし行ってみるか。」誘惑に弱いtanuoさんです。チャッチャチャ〜、チャーチャーチャー、チャッチャチャ〜…テンプテーションのメロディーが頭の中で鳴っています。
休憩もそこそこもうお母さんは目の前の雪壁を攀じっています。tanuoさんも遅ればせながらつるはしを出して…。

這いつくばっているように見えますが見上げて撮った写真です。上を見ているつもりでお母さんの雄姿を見てください。

あちこち雪庇を愛でながら行きます。展望岩の下の雪壁もわざわざ急な所から登ります。みなさんお若いですねえ。
登り終えると鎌がコンニチハ〜。

ん? こちらは相変わらず小雪が舞っていますが菰野の街は快晴のようです。あ〜、暖かそう。

10:35 a.m. 三ツ口ドンツキ着。

直接降りるには雪が少なすぎます。こんな崖から降りたんじゃあ折角補修してもらったお父さんのおけつ、またズタボロになっちゃいます。tanuoさんもちびりそうなほど急なのでもう少し上へ巻いてから降りる事にします。

さてこの辺りから降りましょうかねえ。雪の少ないガレから雪の付いた末端に移り雪面を駆け下ります。
皆さん慎重にトラバって、さてここからなら傾斜も緩くしっかり楽しめます。

雪もかなり締まっておりもうウハウハです。

惜しむらくは距離が短いのが難点。それとこの締まった雪の上にもう数十cm新雪が積もっていればなあ。無いものねだりの子守唄〜♪
あっちゅうまのお楽しみの後は三ツ口谷を辿ります。

10:55 a.m. 三ツ口左俣出合着。
今日はまだお昼をいただいていませんでした。左俣出合の風の陰で店開き。山頂とは少し趣が違いますが、今日はここでランチタイム。
着込んでいても冷えてきます。山頂よりずっと低いのに。朝方の暖かさはどこへやら。朝より今の方が冷えています。食うもん食ったらさっさと降りましょ。
今日も滝巡り、巻き道降ると滝の氷は融けドウドウと水が流れています。「やっぱりな。」あの朝の暖かさでは当然でしょう。

降るに従い氷が小さくなって行きます。やはり先週が一番見ごろだったようです。
氷も雪も無くなってゆきます。ものの哀れを感じずにはいられません。あ〜、あなわびし。

三ツ口ダムを過ぎると一気に雪が無くなります。これからは靴が汚れる季節になるのですねえ。冬は良かったなあ、履いているだけでくつの汚れが取れ新品みたいになっていたのですが…。
スカイラインに出ると雪は全く無し。駐車場もグチャグチャ。あ〜、色の白いは七難隠してくれてたのに〜。

12:40 車に帰着。
今日は三ツ口谷まで回った割りに早く帰ってきました。これなら温泉でゆっくりしても夕方までには帰宅できます。ウム、よしよし。


2012年02月26日22時05分00秒 記

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