○○ユリ クエスト2011 PartU

凄い! 今年一番のバージンササユリ。
まだ開ききっておらず花弁も反り返っていません。
まさに花も恥らう18歳。
バージン大好きの中年親父のtanuoさんには生唾ものです。
あっ、よだれよだれ。


20110702

先週は少ないながらも今年の初物とご対面。
これ以上を求めるのは贅沢というものですが他にやることも無し。ダメもとで再度○○クエストにやってきました。
自宅付近から見る鈴鹿の山並みは分厚い雲がドッカと被り、かといってその周りは青空が覗いていました。「あの程度なら降られる事もなく返って日に焼かれずに済む。」と思っていたら近付くに従いどんどん雲が上がって行きます。菰野町に入った頃には山頂付近が雲に隠れている程度。今日は暑さに負けちゃいそう…。

6:45 a.m. 中道入口駐車帯着。
既にこの辺りはカンカン照りです。「ふ〜負けそう。」
この時刻では駐車スペースが無いかな? と思っていましたがまだ7割程度。奥の方にT尾さんの姿を認め、空いている手前の方に駐車します。

6:55 a.m. でっぱつ。
この頃には駐車場も満杯。このクソ暑いのに皆さんよくも飽きもせず…、あっ人の事は言えません。私もそのひとりでした。
スカイライン沿いの合歓の木は開花にはまだ早いようです。代わりにリョウブが蕾をいっぱい付けています。殆どがまだ固そうですがどこからかあの甘い香りが漂ってきます。もう咲いているのかもしれません。

さすがに半端な陽射しではありません。日陰が無ければとても出かける気にはなりませんが、日陰に入ると涼しい風が流れ爽やかです。
それでも最初の急登はきついです。いきなりシャツもパンツもベタベタ。身体を伝う汗がくすぐったいです。
日陰から覗く御在所は初夏の光が満ち溢れ眩しいくらいです。グラサンかけてるんだけどなあ。

まずは先週確認済みのところを目指します。先週蕾なら今日は咲いている筈?

人をやり過ごして…、あれこんなところで休憩? ほんじゃ行きまっか。確かこの辺りだった筈…。
「ギャン、喰いちぎられてました。」盗掘と違い根は残っているから良いか。また来年のお楽しみ〜。
がっかりには違いありませんが、まだ他にも蕾がありました。
それでは次は先週Iお父さんが見つけたガレ場の反対側の草叢。しかし行ってみると雨でかなり痛んでいます。T尾さんの話では昨夜1時間に100mmもの雨が降ったそうです。登山道もかなり水で掘られた跡があります。雨ではしょうがないな〜。
その後キレット手前で道の上に落ちているものを発見。すぐ横の草叢にめしべを残した株があります。先週は誰も気付きませんでしたが蕾があったんですね。

キレットの岩塔から見下ろすと斜面のあちこちが真っ白。まぎれもないヤマボウシの花です。南側には端正な形の鎌が初夏の光に輝いています。爽やかな涼風が汗に濡れた身体を拭って行きます。「初夏の御在所もええもんやなあ。」


8:00 a.m. 北谷テラス着。
国見尾根のところどころに真っ白なヤマボウシ。陽射しは強いですが雨上がりの所為か爽やかです。
石の上にどっかと腰を下ろしダベリング。T尾さんから冷凍庫で凍らしてあったゼリーを頂きます。ちょうど融けたてで冷んやりと最高の口当たりです。お喋りしているとケツから根が生えてしまいます。


8:25 a.m. 上のテラス着。

ここでもまたダベリング。まるで中年オバサンです。まあ話の内容が子供の事で変な噂話ではない事が中年オバサンとの違いでしょう。いくつになっても子供って気になるんですね。子離れできませんわ。

8:40 a.m. 富士見岩着。

本谷から湧き上がるガスで曇ったり晴れたり。その中をかなりのアカトンボが乱舞しています。
暫くするとアカトンボに代わり少し大きめのトンボの集団。サナエかな? いやお尻は膨らんでないな。
ここでもまたダベリングです。こんなのんびりHikeもまた悦ばしからずや。
柵の外にはあちこちにイワギボウシの蕾。中にはかなり大きく膨らんだものもあります。

そして少し先の柵の外には…、凄い! 今年一番のバージンササユリ。まだ開ききっておらず花弁も反り返っていません。まさに花も恥らう18歳。バージン大好きの中年親父のtanuoさんには生唾ものです。あっ、よだれよだれ。

やはり大汗かきながらでも来て良かったです。今日はもうルンルン気分です。
気を良くして朝陽台へ。後は望湖台手前の○○ユリ三姉妹が楽しみです。慌てない慌てない、アゼリア前で燃料補給してから行きます。
そしてお楽しみの三姉妹は…、ギャー! ものの見事に茎を残し食いちぎられていました。

3本とも綺麗に食われています。内1本は葉っぱが2枚残っています。蕾が膨らんだ食い時を心得ているのかもしれません。鹿もさるもの。
残念ですが鹿たありません。盗掘でない事が気休めです。

9:35 a.m. 望湖台着。

ガスで雨乞岳は見えず。陽射しもガスに遮られ涼しいです。そのくせ人口密度が高く寛ぐ事ができません。さっさと降りましょ。
散り残った卯の花を愛でながら記念碑広場へ。富士見岩手前では煩いくらいに鳴いていたエゾハルもなりを潜めホトトギスとウグイスが鳴いています。あっ、オトギリ見っけ。

遊歩道をチロリン村へ向かっていると右手の斜面に超美人を発見。こりゃあ今年で一番の美人です。ミス○○ユリコンテストを開けば絶対優勝間違いなしです。こんな美人でも先週はその蕾に気付きませんでした。全くどこを見て歩いてるんだか。

やはり今日も来て良かったわん。
その後峠道でも蕾やら開いているのやら発見。やはり咲かないとなかなか見つけられません。

降って行くと天気はどんどん良くなって行きます。木陰の中だからなんとか我慢できます。
武平峠で木漏れ日の中小休止。この分ならカンカン照りは鎌の頂上直下と三ツ口谷ドンツキあたりだけでしょう。ついでだから鎌まで行っちゃいましょ。
木漏れ日の下の散歩道、ヤマボウシ、ツルアリドウシ、○○ユリ、コアジサイを愛でながら行きます。


10:55 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

南面は風が無いとの事なので、祠に拍手の後再度北面へ。ここも過密状態ですが適当に場所を確保してお昼の仕度。
トンボが上がってきたおかげか先週より便所蜂が少ないです。
日が陰ると涼しい風が吹き爽やかですが、日が照ると同時に風が止み暑くて堪りません。あ〜、日陰が恋しい。

11:40 a.m. でっぱつ。
先週Iお父さんが蛭にやられたとの事。皆が同じところを通ったにも拘わらず、代表で献血してくれた由、感謝感謝。
でもそんな話を聞くと谷筋は降りたくありません。じゃあ長石尾根を降りましょ。日陰尾根は最後の降りが急ですから。スニーカーでは足が痛くなっちゃいます。
山頂から少し降った所の双子ちゃん、今年はひとりっ子でした。それでも今日の締め括りって事で撮っておきましょ。

弥一ヶ岳を過ぎると急な降りの連続。高度が下がると気温も上がり汗だくです。おまけに風もなくなっちゃいました。ふ〜、暑い暑い。

12:55 a.m. 駐車地着。
やはり車がいっぱいです。駐車場より下は両車線ともに路駐車の列。相変わらずの混みようです。

あまり期待していなかった割に今日は大豊作。やはり来てみるものですな。
後は温泉浸かるだけ〜。


2011年07月02日21時05分00秒 記

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