春爛漫

分岐からは裏道側へ降ります。
この時期この斜面は日当たりが良く、
風も当たらず無茶苦茶暖かい所です。
そして降るに従い藤内がどんどん競り上がって行きます。



20110410

久しぶりの日曜出勤。土曜の朝より車の流れが良いようです。大型トラックが少ないのかな?
菰野の道の駅で朝のお勤めが出来なかった(2つの内1つが使用不可のままです。)ので鳥居道駐車場で。
悪戦苦闘しているとひっきりなしに車が上って行きます。「しゃあないここらで手を打つか。」
辺りの桜も既に五分咲き。今日の昼には満開になりそうな雰囲気です。もう4月10日ですもんね〜。

6:50 a.m. 中道入口駐車場着。
さすが日曜日、心配したとおりもう7割がた駐車スペースが塞がっています。向きを変え北側側面に停めます。
仕度を始めると次から次と車がやってきます。あっという間にもう満杯。

この季節は皆さん藤原に集中するんじゃなかったでしたっけ?お年寄りは花を愛でに藤原へ行きましょう。
藤原行くなら電車利用。下山後は聖宝寺の鱒池で塩焼きを肴にビールをグビリ。今でもまだやってるのかなあ?

7:05 a.m. でっぱつ。
道路脇がなにやら華やいでいます。近付くとシロモジの花芽が今にもはちきれそう。槍の矛先のような新芽も天に向かって大きく伸びています。もうすぐ一斉に花開き、同時に手を広げるように若葉が出てくるのでしょう。

今日は暑いかと思っていましたが少々風が強く冷んやりしています。出だしの急登でもさほど汗ばまずに済んでいます。
そうそう今日は帽子も替えてきました。夏用のCAPがドサクサに紛れ紛失。それで昨日100円ショップで買ってきたのです。いかに為替のマジックとは言え、よくもまあこんなもの100円で作れるなあ。まるビのtanuoさんには住み良い世の中です。このままずっとデフレが続いてくれると来るべき年金生活には最高なんですが…、全ての現役の日本国民の為にはデフレは脱却すべきなのでしょうが。
サザエさんの歌ではありませんが、今日も良い天気〜♪

道の上にはチラホラとコブシの花弁が落ちています。この辺りではもう咲いているんですね。
あっ、あちこちで咲いています。もう満開ですがちょっと遠過ぎて撮影にはペケ
ロープウェイ索道の下、ここのシロモジもパンク寸前です。隣には草臥れかけたマンサク。バトンタッチはもう目前です。


7:40 a.m. 岩棚着。
また一段と山の雪が消えました。しかしなんという好天。ほんと雲ひとつありません。風が強く少し冷たいですが火照った身体には最高です。
風が強く新調した帽子が飛ばされそうです。100円とは言え失うに忍びませんので手で抑えながら行きます。立ち止まって帽子紐を付ければよいのに、ほんと面倒臭がりやのtanuoさん。

地蔵岩への登りの途中にコブシが咲いています。これなら近付いて撮れそうです。
う〜ん、ヨイショ。そしてパチリ。グルッと回り込んでズームアップしてパチリ。

尾根に出るとかなりの強風です。「こりゃあかん。」帽子は手に持って行きます。これでもまだ帽子紐を出そうとしません。アホとちゃう?
キレット手前の岩峰、突然の強風にヨロヨロ。こりゃどう見てもお年寄りですな。ヨタヨタしながらフェース側へ。跳び移ろうとした瞬間、風に飛ばされランディング失敗。思い切り向こう脛をぶつけてしまいました。息も止まるかと思うほどの痛み、それでも何事も無かったかのようにやせ我慢を張りながら降りて行きます。誰も見てないんだから見栄を張る事もないだろうに。年寄りは直りが遅いんだよな〜。

7:55 a.m. 凹角上のコブシは?
まだ蕾固し。でも良く見ると先の方が少し割れ、コンマ数mmほど白い花弁が覗いています。待ち遠しいですね〜。


8:00 a.m. 北谷テラス着。
ここのマンサクは? やっと満開です。

この先からやっと融け残った雪が出てきました。雪があるほうが一定の歩幅のステップが付き歩き易いです。
無我の境地で歩を進めていると掘割道のドンツキ。正面には雪の消えた岩壁。青空に白い岩肌が映えます。

後ひと月で屏風岩下部のブッシュがアカヤシオでピンクに染まります。早く来い来いGW。


8:30 a.m. 富士見岩着。

本谷の雪も少なくなりました。いや4月中旬にしてこれだけ残っている方が珍しいですね。ほんと今年は遅くまで雪を楽しませていただきました。御在所の神様に感謝。
摩利支天像下のお賽銭箱の氷も消えました。当に春です。今日のタテリンはどんなかな〜。

8:35 a.m. 朝陽台着。

さあ先を急ぎます。今日も午後から雑用が入っています。入浴タイムを考慮に入れると11時過ぎには車に戻っていないといけません。じゃあこの後はどうするか?望湖台から国見に回り国見尾根-裏道-中道と辿りましょう。先日は大雪で国見を断念した事だし。
まずは冠峰碑近辺のタテリンから。
営業を終えたスキー場の雪もすっかり融けてしまい斑状に残っているだけ。遊歩道沿いのアセビの蕾もGWに向けてはちきれんばかりに膨らんでいます。

そしていよいよ…。あっ、ちらほらと咲いています。ソフトクリームの先がほころびまだ渦巻きの癖が付いたままのものから、すっかり開ききったものといろいろ楽しませてくれます。


8:55 a.m. 望湖台着。

う〜、やはり風が強くちゃっぷいちゃっぷい。おまけに吹き飛ばされそうです。キレットでぶつけたあんよが痛みます。
南東側に移動して風を避けます。風が無いと強い陽射しが燦々と降り注ぎポカポカと気分は最高。水分補給兼燃料補給。ついでに帽子紐を付けて、花粉症の鼻水をチンして、etc.etc.
スキー場から国見峠へ。谷筋には雪が残っており時々踏み抜きます。これもまた一興。

国見峠から国見岳への掘割はまだ雪が詰まっています。横の土手から行き途中で掘割に降ります。雪で埋まっていたのは出だしだけ。後は雪の消えた夏道通しに行きます。

9:35 a.m. 国見南面テラス着。
ここでまたまた小休止。少々寒いのでジャケットを羽織りコンビにオニギリを頬張ります。

時間的に余裕がないので山頂、石門はパス。分岐から国見尾根へ。
天狗岩も揺るぎ岩もパス。

国見の展望台から藤内をパチパチ。ズームアップするとあちこちにアリさんが這いつくばっています。

分岐からは裏道側へ降ります。この時期この斜面は日当たりが良く、風も当たらず無茶苦茶暖かい所です。そして降るに従い藤内がどんどん競り上がって行きます。

そして花が咲くのも早いです。言ってる端からショウジョウバカマの乱れ咲き。

藤内がかなりの高さになりました。ここまで降れば裏道はもう目の前。

裏道を北谷に沿って降ります。


10:45 a.m. 藤内小屋通過。

10:50 a.m. 中道分岐を中道へ。

11:10 a.m. 中道合流。

ふ〜、最後の最後に大汗かいちまったぜい。
スカイラインに降り立つとシロモジが朝より一段と大きく膨らんでいます。
近付くと、あれまあもう咲いてるじゃありませんか。気温が上がり一気に開花したようです。


11:25 a.m.車に帰着。
まあまあ予定通りです。さあ急いで温泉へ。そして急いで帰らなくっちゃ。


Post Script 鳥居道辺りの桜、朝はまだ五分咲きだったのがお昼には八分咲きか九分咲き。咲き始めると早いですね〜。
そして希望荘の桜も満開です。立ち寄りついでに写しちゃお〜。



2011年04月10日20時40分00秒 記

inserted by FC2 system